Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 272 他のお母さんみたいに

子供が枕の中のものを寝室にどばーーーーーんとハデに飛散させて、部屋が枕の中身で足の踏み場もなくなって、「うわ~~~~~も~~~~~こんな事したらダメだよーーー」と、呆れながら言ってしまった。怒鳴ってるわけじゃなくて、もう…これ…どうせ私が片づけやるんだよ…はぁ…という呆れた感じで言ってしまった。こっちとしては、怒ってるわけじゃなくて、子供に枕なんて渡した私がムチャだったのだ。子供はムチャをすると先読みできなかったんだ…ともう呆れて片づけ大変になった寝室でテンション最低になった。そしたら
「もーーーー!怒ったらダメ―――――――」
と子供に言われた。
「えええ…」
と戸惑う。子供が
「怒ったら、もうおうちから出してあげない!買い物もご飯もだめーーーーー」
っていう…。え…おうち刑務所の刑に・・・処されるの…?私…?しかもごはん抜き?子供が散らかしてはぁ…と落ち込んだら子供に監禁されると申し渡される。それというのも
「そんなふうに、怒ったらダメ、怒らないで」
という事らしい。怒るのが嫌みたい。まぁ、確かに「叱る」はいいけど「怒る」はダメだと育児書にもよく書いてある。まったくもって子供先生の言う通りだ。枕ハデにド散らかした子供に「テンション低くなってごめんなさいね。」という。そしたら子供は
「あのね、他のお母さんみたいに優しくなって。他のお母さん優しいよ!」
という…。ああ!なんかすごくダメなお母さんって…子供に言われてるみたい…となんだか恥ずかしくなる。
「ごめんね。よそのお母さんみたいに優しくなれるよう頑張るね。もしかして、お母さんが怖いと思ったのかな。お母さん、子供怖がらせてる?もしかして、いつもお母さんが怖くて我慢させてるかな」
って子供に聞いてみた。心理的なプレッシャーを私は与えてしまたのか、と不安になったのです。
そしたら
「いや、我慢はしてない」
って(笑)
「あ…そうですか」
っていう。とりあえずごめんねごめんね、何かお母さんが理不尽に怒ってたら(?)また教えてね。というと
「うん。また怒ったら、もーぜーーーーーったいおうちから出してあげないんだから」
って、おうち刑務所の刑で私は服役を申し渡される事になった。ご飯もあげないというからには、子供刑務官の厳しさは、実際の刑務官よりも残酷で厳しいですよ。いやぁ…コワイです。叱るのはいいが、怒るのはダメ。子供に説教されているふがいない日々です。




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