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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 398 ホラー趣味、遺伝す。

自分の子供と自分はまったく違うな~と思うことがいっぱいある反面、しっかり似てるかも。と思う点もあったりする。怖いのが、特に何かやったわけじゃないのに、子供が「お化けの本が欲しい、お化けの本を買って」と言ったところだった。私も物心ついたころから、本棚の中で一番好きな本は、ホラーだった気がするので、子供が人生で初めて「買って」とねだった本がお化けの本だったので…。ちょっと苦笑。遺伝…なのか?と血、こわ。とか思った。もっとかわいらしい物語好きになればいいのにと思ったけれども、お母さんも読みたいので子供の要望どおりノリノリでお化けの本を買った。買って一緒に読んだらお化けの本は面白い。面白い面白いとか言葉に出して読んでないのに、親が心底喜んで読んでるのが子供に伝わってしまったのだろうか。子供も楽しそうに読んでいた。あ~…しまった~…と思ったけど、もう遅かったというか、どうやら子供にホラー好きが遺伝してしまったかもしれなかった。もちろんこれからドンドン成長し、変化していくのだろうから、今だけなのかもしれない。ただなんとなく、記憶があいまいなころからずっと今までホラー好きだった私としては、なんとも嬉しいやら、大丈夫かお前…と心配やら。


 ホラー好きの業
 子供が読みたがったお化けの絵本は、子供むけの絵本でホラーというジャンルには入らないかもしれない。私の感覚としては、「お化けの描写がでてくる=ホラー」と思っている。でも、世の中の色んな趣味の人からすると、ホラーというのは、残虐、怖い、暴力的、自然災害を含めた恐ろしい事のすべて。という感覚があるようだぞ…、とつい最近になって気づき始めた気がする。
 ホラー好きなんだよね~と子供のころから公言してきたような気がする。この日記でもよくホラーがホラーがとか書いてた気がする。子供が読むお化けの本の延長線のようなところが面白いと思っている意味で。でも、世間一般に、大人がいうホラーっていうのは、事件とか病気とかで起こるような事も含めた人間の恐怖とかそういう事も含んでいるっぽい…と、最近ちょっと勉強しました。とすると、人前で「ホラー好きなんですよねぇ」とか言うのって、「私って、残虐な血なまぐさく血みどろな野蛮なこと好きな悪趣味なんですよね」って言ってるような事と一緒と思われちゃうかも。実際、ちょっとそういう話も面白いと思うような一面があるし。ホラー好きだから、ホラー好きっていう人と出会ってみたら、自分とは全く趣味が違うっぽいじゃないか?というような事もあった気がする。ホラーといっても、ひとくくりではなく、奥にも横にも縦にもホラーには広がりがあるぞ、と私はそれをホラー好きの一人として、声を大にして言いたい。富士山好きっていうけど、富士山撮るのが好きか、登る派か、威厳を大切にして文化的に好き派とか。一つ富士山、ホラー、と言葉にしちゃえるけれども、そのすそ野は広~~~い。また、そういう広いもの、悠々とした壮大なものだから、いつまでも飽きずに好きでい続けているのかもしれない。子供がそんな私が思うような広い世界を好きになりかけているのかなと思うと、なんだかとても、遺伝を感じざるをえないのだった。
 月間ムーという雑誌、あれ誰が買ってるの?と多くの人は思ってるかもしれない。私みたいな人が買ってるんですよ。私みたいな人も、というところかな。私が読むから、最近、私の神(夫)も、ムーのページをぱらぱら繰ってた。おお…ファンが一人増えたのかなと思って嬉しかった。ムー民が多くなると、自分の家族が増えたように感じてしまうのは、私の傲慢な性格の為なのか。最近、私って傲慢なんだなと反省する事が多いです。いい年してきたし、そんな年の私こそ謙遜を今一度深く考え…たいんだけど、莫迦だから考えられるかどうか。しっかり大切にしていきたい。莫迦だからすぐ心がけ忘れるけど。忘れずにいられるかなぁ…?




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