菅総理の現場介入が原発事故の原因
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- 2012/02/29 05:49:04
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220228009.html
菅総理の介入で現場が混乱したと原発事故調査委員会が報告書を提出。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120228/plc12022800190001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120228/stt12022812190001-n1.htm
当時、自称「原発にものすごく詳しい」菅総理は海水での原子炉冷却を提案しましたが、東京電力に「原子炉が使い物にならなくなる」と拒否され、それから迷走が始まったように思います。
原発の現場からの報告が東京電力本店で適当に改ざんされて官邸に報告されていたため、一向に状況が分からないので菅総理は颯爽と現場に乗り込みました。
原発に乗り込んだ菅総理は現場の作業員を集め散々怒鳴り散らし、現場の士気を下げ作業の邪魔をしたのです。
菅総理の視察のためにベント作業は中断し、このため貴重な時間が無駄にすぎていきました。
総理が官邸に帰ってから作業が再開されましたが、機械の故障等がこの時になって判明し、それの対応でさらにベント作業は遅れました。
この時すでに内圧は設計限度の二倍に達しており、配管が壊れ水素ガスが大量に漏れていたようです。
菅総理は昔の知り合いの大学教授に電話で対応策を聞いて回っていたようです。
大学教授の入れ知恵か、菅総理の判断かは分かりませんが官邸の現場介入は再三続き、事態をさらに悪化させたようです。
東京電力主導で原子炉の冷却作業が進むのは良いのですが、なぜあの時政府は発電機の調達及び輸送に協力しなかったのか。
また東京電力社長の移動に便宜を図るべきところを、防衛大臣自らが妨害するなど民主党の対応は支離滅裂でした。
原発が爆発した後には岡田幹事長、自らが原発への放水作業用の車両を追い返すなどしております。
視察後に菅総理が官邸で安全宣言の文言を考えているとき、原発が水素爆発を起こし記者会見は大幅に遅れました。
この時、菅総理はパニック障害を起こして喚き散らしていたようです。
議事録が一切残っていないので、どこまで菅総理が狂っていたのかは分かりませんが「俺は焼きソバ屋のおやじ」などと自称しているあたり、すでに精神崩壊を起こしていたのではないでしょうか。
以降、総理は自分で判断せず無駄に検討委員会を立ち上げ震災対応が停滞します。
震災の混乱で帰るのが遅れていた仙石さんがやっと復帰して事態の対応に当たりますが、ひたすら責任回避と判断丸投げを繰り返す総理に「あいつは全然変わっていない」と激怒していたようです。
とにかく菅総理は「俺に判断させるな。お前らでしっかり検討して結果を俺のところに持って来い」を繰り返しておりました。
東京電力を怒鳴り散らすばかりの菅総理を恐れたのか東京電力本社の報告は要領を得ず、官邸の判断はますます停滞し原発対応は一向に進まない中、水素爆発が繰り返され1号から4号までの原発は大量に放射能を放出し続けました。
テレビで何度も言われていたスピーディの存在を知らなかったと言う無能な官邸は住民への避難指示を恐ろしく遅いタイミングで出していきますが、全く手遅れ+避難地域も小規模で不十分でした。
多くの住民が大量に被爆する中、徐々に避難地域は拡大します。
この対応の遅れのために東京電力は「避難指示の前に自分の判断で避難した住民への補償はしない」などと手前勝手な基準を打ち出しました。
また免責を勝ち取るために、経団連と自民党を使い「東京電力を免責にしよう」とアナウンスさせます。
今まで「原発は安全」と何億円もかけてCMを流してきた東京電力が今度は「震災は想定外なので東京電力を免責にしよう」と米倉会長と自民党の政治家を動かしたわけです。
用意周到と言わねばならないでしょう。
外交に対しては頭を下げっぱなしだった総理は国内ではパワハラ的な人事もしましたし
学者や研究者に聴く耳をもたず、協力したがらない環境ができていたと推察されます
バックグラウンドからも権力に弱い人格が形成されており、行動に至ったと思われます
感覚的なことですが総理になる人には人格が求められると思います
法治国家である日本において起きてしまったことですが自らの過失を認めなかったのも大問題です
国民があまりフィルターされない状態で水平化した知識を得ることができる環境になることと、一人一人が自分の立ち位置を知り、政治活動に興味を持つことが未来の日本を良くし、それが一番の解決策になるのではないでしょうか