Nicotto Town


ウイルス戦争 神は死んだ


節水トイレに欠陥があったそうです

時はオイルショック真っ只中の1973年。
省エネが連呼される世の中で庶民の節約術がテレビで紹介された。
マンションの住人が水洗トイレのタンクの中にビール瓶を仕込んで、水道代を節約していると言う 今考えれば実にセコイ方法で節水をやっていた。
テレビで放送されるぐらいだから日本中でトイレタンクにビール瓶が放り込まれたと思う。
http://www.hm3.aitai.ne.jp/~isimatu/sessui.html

このサイトによるとレンガをタンクに入れていたらしい。
親戚の家で風呂の水をバケツで便器に流せば水道代が節約できる などと言っておりました。
そういう庶民の知恵もあるんでしょうけど、水洗トイレの水量は規格で決っており下水に流す水は大量に必要なのです。
節水トイレを設置した人が「自分は技術系の人間だが、どう考えても節水トイレの水量では配管が詰まる」と欠陥を指摘しております。
TOTOによると節水トイレは13リットル - 3.8~4.8リットル = 9.2~8.2リットルも節約!
従来品に比べ三分の一の水しか使わない、という画期的トイレ らしい。
年間15000円も得するという、人類の救世主のような画期的トイレの登場である。
そんなに凄いのならば国を挙げて世界に節水トイレを宣伝し、輸出するべきでしょう。
国連でも世界中の水洗トイレを、TOTOの節水型を世界標準にしてもらうように働きかけるべき。
すると韓国が「節水トイレは韓国が起源」と言い出す。
それはともかく、規格の三分の一しか水を流さなければ途中で配管詰まりを起こすのは当然の成り行き。
一回につき13リットルの水が捨てられている理由は下水の本管まで確実に汚物を流しきるのに必要な量。
下水の配管の傾斜も、大量の水が一緒に流れる事をアテにして緩やか。
水が少なければ緩い傾斜で汚物は溜まり、いずれそれは蓄積し排水が流れない事態になります。
それで業者を呼んで圧力送水で直すという面倒が起こる。
要するにTOTOの節水トイレは下水本管までの距離が短い特殊な家でのみ使える欠陥トイレ。
私の家は細道の奥にある立地の悪い場所だから下水本管までの距離は相当なもの。
節水トイレなんか使ったら、すぐさま排水詰まりを起こすのは明白。
うわー節水トイレなんか認可した役人はどこの大馬鹿野郎だぁー!
規格で決っている水を減らしたら詰まるのだから製造禁止にするべき。




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