福島の原発の核燃料は溶け落ちた
- カテゴリ:その他
- 2015/03/20 10:41:10
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150320-OYT1T50024.html
福島の原発の核燃料は格納容器の底に溶け落ちたとみられる。
本来核燃料は連鎖反応を抑制するため棒状に加工され水中に保管される。
ところが溶けた燃料は格納容器の底で固まり、一体化している状態だろう。
塊となった核燃料は、連鎖反応し続けるので常に高い放射能を発している状態になる。
塊の燃料は制御できないので通常、水中で燃料をバラバラに切断して分解、細かく解体した後取り出し処分する。
細かい破片にすれば連鎖反応は抑制されるので、放射能も抑えられる。
ところが福島原発の場合、燃料の塊を大量の水に沈めるという段階ですでにつまづく。
格納容器に穴が開きまくっているから内部に水を満たすことができない。
水を入れなければ放射線を防げない。
スリーマイル島の事故では格納容器は無事だったので容易に水を入れられた。
作業者達は厳しい時間管理の元、格納容器の蓋に開けた穴からマジックハンド?等を差込、核燃料の分解にあたった。
福島でも水中溶接の遠隔操作で燃料を分解するのだろうけど、非常に難しい環境での作業になるだろう。
目の前の金のことしか考えていないから
あくまでエネルギー源が一つ増えるだけ。
日本が必要としているエネルギーは太陽電池や風力のような不安定なモノではなく火力か原子力のような出力が大きく安定した発電システムでなければならない。
メタンハイドレートは採集できる資源ではなかった。
尖閣の海底油田は中国に奪われ日本は遺憾の意を繰り返すだけで何もできず韓国に誹謗中傷される。
アメリカに頭を抑えられTPPで搾取され、のたうち回りながら日本は先細る未来しか待っていないように思われます
それに、温泉組合が反対しているのは、原発交付金みたいな補償を貰いたいところも多いので、原発交付金を打ち切って、その予算を回せば大丈夫でしょう。
なんか、今更・・・という感じです。
問題は、広島型原爆5000発分と言われる放射性物質が、地下水などを通じて、最終的には全て海に放出されるということでしょうね。
原発事故三ヶ月後には、カナダの近海の回遊魚から、福島原発事故による放射性ストロンチウムが検出されていたので、それらの魚の糞をプランクトンが食べ、魚が食べてしまうので、今となっては北太平洋の全ての魚、海藻類が放射能汚染されていると考えるべきでしょうね。
事故後、なるべく早く東北関東海岸一帯にフェンスを設けるべきだったのに、目視できる汚染水漏れのみに注目していたのは、いかにも誤魔化しでしたね。
海流があるので、今はもう日本海も汚染されているでしょうから、日本の漁業による海産物は残念なことになっているでしょう。
日本人は魚が好きな人が多いと思いますし、私も魚介類、海藻が大好きで、それらが食べられないことに強い怒りと、原発を見ないふりをしていた自分に後悔をする日々です。
日本人には聞こえてきませんが、太平洋に面している国々の漁業に関わる人たちからは強い怒りと憎しみを受けることになるのでしょう。
日本の原発の全てが海沿いにあり、事故があれば更なる汚染、無くても洗浄の為の汚染水を海に流出をしていていることを考えると、再稼働など愚行の極地で、直ちに全てを廃炉とするべきでしょう。
福島第一原発付近は、恐らく数百年以上、下手をすると数万年、人間が住める様にはなりません。
残酷な話ですが、核燃料の廃棄場所は、そこしか無いかもしれません。
海洋の除染は、100%不可能です。
何故なら、通常の元素と放射性元素を分けるには、遠心分離以外に無いからです。
しかもトリチウムは水素原子として水になりますので、分けることはできません。
それでも、プルトニウムやウランなど、半減期の長い放射性元素を除去できれば、1000年後くらいには結構綺麗になっているかもしれません。
あとは、太平洋の海底に堆積した放射性物質が、地殻運動によって大陸の下に全て入り込むのを待つしかありません。
その頃にはトリチウムも自然崩壊ししているかもしれませんが、人類も滅亡しているかもしれません。
日本は火山国、地熱発電で安定した電力が十分に得られます。
何故マスコミがそれに触れないのでしょう。