漫画専門学校
- カテゴリ:その他
- 2015/03/29 16:06:16
http://www.amgakuin.co.jp/osaka/comic/
最近、2ちゃんねるで度々漫画専門学校のバナー広告を目にする。
よくある話だけどプロの小説家に「どうやったら小説家になれるんですか」などと聞く人々。
どうやったら~になれるんですか、などと一々他人に聞いている人は絶対、それにはなれない。
ゲーム専門学校というヤツがあるけども、そこの校長は最初に「うちの学校を卒業したからと言ってゲーム会社に入れる訳ではありませんから」と言う。
ゲーム専門学校に行っている生徒の大半が「就職するのはカッタルイけど大学に行けるほどの学力もないし」といった感じで、とりあえず専門学校に入りました、というやる気の無い者が大半。
それは漫画専門学校においても同じようなことだろう。
しかし今頃漫画専門学校というのも、どうだろう。
小説家ほど儲からない職業もないだろうけど、アニメーターも金にならない。
そして漫画家もヒット作を出せる人はごく限られた一部の人のみ。
絵が上手い人でも漫画家として一人立ちできたプロは数少ない。
せいぜいがアシスタントというポジションに甘んじている。
昔は少年誌の週刊~といった雑誌が売れていたのだろうけど、今や漫画でさえ不況の真っ只中。
消費者はスマホに金を使うばかりで、それ以外の娯楽はテレビ業界でさえ廃れている。
だから漫画専門学校というヤツは、専門学校運営会社が儲けるだけで、卒業生が漫画家のプロとして活躍する、ような事はまずあるまい。
何千人という卒業生の中から、ひょっとしたらプロの漫画家が誕生するかもしれないけど、確率としては低い。
つまりは漫画専門学校の卒業生の大半が「昔、漫画描いていたんだよねぇ」という同人誌的な水準で終わるだろう。
中国で占い師の学校が多数できたように、学校を運営している組織が儲けるだけで、そこの卒業生がソレで成功できる可能性は、ほとんどゼロ。
そういえば株で大儲け、という本も同じようなモノですね。
株で儲かる、という本を書いている人が印税で儲けているのであって、読者は株で儲けられるわけではない。
私が卒業した専門学校では就職活動は結局、自力でやるしかなかった。
求人票が少なかったし。
株で儲けてみたいわ(◞‸◟ㆀ)
入学前には言わないけど
入学したあとで言うのよね。
人生が長くなって 科学技術はどんどん進化して
身に着けた知識 技術はすぐに陳腐化していくの