14年前のパソコンDIMENSION 2200
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2016/06/16 07:31:07
14年前のパソコンDIMENSION 2200
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0508/newpro.htm
昔のDELLパソコンだから仕方ないかも知れないが
DIMENSION 2200はケースファンが一個も搭載されていない静音PCとして設計されたようだ。
背面には電源用の排気ファンが一個あるだけ。
つまりパソコン全体の冷却は電源内蔵のファン一個で済ましているという無茶苦茶な設計。
2002年当時はCPUやHDDの発熱が小さかったのだろうか?
ケースファンを搭載しなければ余計な部品代はかからないのだから当然パソコン自体の値段も数百円安くなるのだけど
とにかくメーカー製パソコンは冷却関係が無頓着だ。
HDDにしても常時回転しているとすれば夏場の発熱量は無視するべきではないけども
業務用パソコンだろうとホビー用だろうと大抵のメーカーはHDDやパソコン全体の冷却については無頓着。
1990年代後半から始まったスモールフォームファクタの流れでパソコンは小型化されてきたが
小型化することにより熱は溜まりやすくなりパソコンの寿命を縮めるのだけど
会社の業務で使う場合、パソコンの寿命は問題にならないのだろうか。
スリムタワー型や画面一体型パソコン全盛の今こそパソコンの冷却を考慮した設計が必要だろう。
特に昨今の省エネルギー、節電ブームは「夏場クーラーを使わないことが地球に優しい」とばかりに幅をきかせているが高齢者が熱中症で死亡する報道がある度に「やはりクーラーは必要なのではないか」と考えると
闇雲な節電に奔走する役所や企業は今一度、無理のない節電を心がけるべきだろう。
節電は命がけより心がけ。
まずもってパソコンに冷却ファンを増設して未然にトラブルを避けるべき。
昔のパソコンPC-98やFM16βの背面を見ると、やはり冷却ファンは一個で済ませていたようだ。
当時のパソコンならばそんなモノだろう。
夏場FM16βを連日クーラー無しで動かしていたら夏休み明けには、動作が怪しくなっていた。
やはり劣悪な環境ではパソコンは壊れるのだなぁ。
あんな猛暑でも夏休み時クーラーを使わせなかった専門学校の冷酷な考えを私は容認しない。