漫画 マーズ最終回
- カテゴリ:マンガ
- 2017/10/12 10:14:15
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漫画の マーズ ってどんな終わり方なんだろうと調べると、随分投げやりな終わり方だった。
スッポンポンのマーズは宇宙人が仕掛けた自爆テロ用戦闘員だった。
アクシデントで予定より早く起こされたマーズは気が狂っていたのか、人類が邪悪だとは思えず地球防衛の任務をかってでる。
マーズは巨大ロボットガイアに乗り込み、5体の巨大ロボット相手に順番に戦っていく。
えっ、順番じゃなくて一斉に襲いかかられたら さすがのガイア+マーズも撃破されていただろうに。
そこはそれ、漫画連載の都合だろう。
最後の敵ロボットだけは撃破すると、自爆装置が働き地球滅亡。
http://neoending.web.fc2.com/anime/magyou/ma-zu.htm
マーズの最終兵器はガムだった。
敵ロボットのカメラが1台だけになった事を知ったマーズは自分のロボットでの攻撃では完全破壊するからと
わざわざ、生身で巨大ロボットと戦う事を決意する。
マーズ自身も超人的な運動能力を持っているので、凄いジャンプ力や攻撃力を持っているらしい。
そうでなくては巨大ロボット相手に細工もできまい。
マーズはガムを噛んで、それを敵ロボットの唯一の目であるカメラレンズに貼り付ける。
これが極めて強固に接着されたらしく、ロボットが飛んでも跳ねても剥がれない。
「くそっ、外に出て取るか」
迂闊な敵パイロットはロボットから出てカメラのガムを取る。
するとマーズがハッチから侵入し、内部を破壊した。
このため巨大ロボットは行動不能になり、破滅は回避されたはずだった。
敵パイロットとマーズの死闘。
お互い超人的な攻撃力を持っていたが、やはりマーズが勝つ。
全て終わって平和になったら、途端に愚民共が復讐心からマーズに襲いかかる。
「俺の家や財産を返せ」などと無茶苦茶な主張をしたかと思うと一斉にマーズを集団リンチするのだ。
おいおいマーズ!
お前は超人的な戦闘能力を持っているのに大人しくやられるなよと 読者は思ったのではないか。
愚民共は敵ロボットが破壊した街の住人とかだろう。
地球が滅びるとかぬかしやがって、全然滅んでねぇーじゃねーか!
などと地球が滅亡しなかった事に腹でも立てているのかマーズを殺そうと、ゲバ棒でマーズを滅多打ち。
マーズが死んだ場合も自爆装置で地球は滅亡するという、ややこしい設定なのだが。
そこに自衛隊が止めに入るが、自衛隊にも愚民共が襲いかかる。
「やむを得ん、撃て!撃ち殺せ」
M-16ライフルが連射されるとタチマチ愚民共が虐殺されていく。
愚民にリンチにされて血だらけのマーズは、頭を打ったショックでとうとう正気に戻った。
そう、今までマーズは早く起こされたショックで正気を失っていた という長い話。
そして正気になったマーズは自分の任務、人類抹殺計画を思い出す。
こんな邪悪な地球人を守るために何で俺は苦労していたんだ。
などと、この時代の主人公は度々人類の邪悪な本性に嫌気がさす場面が多用される。
マーズは人類の邪悪さを思い知らされ、ついに自爆ロボ・ガイアの地球破壊爆弾を作動させた。
そして地球は木っ端微塵。
太陽系第三惑星は消し飛んだのだ。
何でこいつ等守らないといけないんだって理念にとらわれかけたらイェロー、ブルーが助けに来て何とか
思いとどまったんですけどねそう言えばガンダムも最初保護した民間人もわがままばかり言って
ブライト困らせてたなぁ…
しかし映画版ゴッドマーズで主人公の兄、マーグが敵の攻撃等で落下するシーンが異常に多かった。
何度となく落下で床に打ち付けられるマーグ。
それでも死なないのだから、まさに超能力なのだろう。
その最後に「へ?」となったざんスねぇ。
「ゴッドマーズ」がこんなにならんで良かったわ。(まぁ、アニメは飛び飛びで視聴してたんだけど)