トルコリラ 回復基調
- カテゴリ:その他
- 2018/08/17 07:58:09
http://ime.pta.jp/d/9rLAyu.jpg
1トルコリラ16円から19円に上がったのでトルコリラショックは回避されたという向きがある。
しかしエルドアンはアメリカとの関係改善に寄与するような判断をいまだ打ち出していない。
エルドアンはアメリカからの輸入物品に対し関税を2倍にしたが、これをアメリカの報道官は間違った判断だと批判した。
アメリカのトランプがトルコの鉄鋼製品の関税を上げるのは適切な判断で、トルコがやった報復関税は間違った判断だと言うアメリカ政府はイササカ身勝手と言うほか無い。
トルコは他国から金を借りられる約束を取り付ける一方でドイツとの関係を強化するなど、外交を活発化させてアメリカの関税に対抗しようとしている。
要するにエルドアン大統領は米国人牧師アンドルー・ブランソン氏の軟禁を解くつもりが無いわけだ。
またトルコの裁判所も米国人牧師の解放を拒否した。
とは言え独裁国家のトルコの裁判所などエルドアンの代弁者でしかないのだろう。
怒り狂うトランプ大統領は米国人牧師を解放しても関税は緩和しないと宣言するなど、トルコとの敵対姿勢を強めた。
そしてエルドアン大統領もアメリカには負けないと強い独裁者を演じた。
この様に状況は一向に好転していないのにトルコリラだけは回復基調なのだから、何やらきな臭い。
ここら辺で一発、トランプ大統領が追加の措置を取る。
もしくはエルドアン大統領がアメリカに対し公然と反発する。
いずれかの反応でアメリカとトルコの緊張状態は高まり、またもやトルコリラが暴落するのではないかなぁ。
トランプとエルドアンという二人の独裁者がお互いを批判する時、世界は通貨危機に陥るだろう。
-------------------------------
世界を揺るがせた長時間演説
第1位 議事妨害で危うく死にかけたインドのクリシュナ・メノン国連大使(1957年)
カシミール地方の帰属に関する議論中、メノンは歴史に残る議事妨害を行なった。
国連安保理史上最も長いこの演説は、合計8時間も続いた。
疲労で倒れたメノンは途中で病院に運ばれたが、病院から戻った後も医師の付き添いの下で、さらに1時間話し続けた。
第2位 キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長の国連デビュー(1960年)
メノンの比ではないが、カストロのデビュー演説は国連総会では最長の4時間半に及んだ。
この前年に初めて訪米した際には敵対姿勢ではなかったのに、すっかりソ連陣営に。
演説ではアメリカによる帝国主義を批判し、大統領選を争っていたジョン・F・ケネディとリチャード・ニクソンをこけにした。
カストロはこの年の国連総会で最悪な歴史をもう1つ作っている。ホテルの部屋に生きたニワトリを持ち込んだのだ。
第3位 立憲民主党・枝野幸男が約3時間に渡って繰り広げた演説(2018年)
0.豪雨災害対応に対する不誠実な対応
1.過労死を増やす高度プロフェッショナル制度の強行
2.カジノの強行(カジノ原案は民主党政権が立案)
3.アベノミクスの行き詰まり・限界露呈
4.政治と社会のモラルを崩壊させるモリカケ問題
5.誤魔化し国会答弁・数の横暴―民主主義のはき違え
6.行き詰まる外交と混乱する安全保障政策
7.官僚の相次ぐ不祥事