計算上5月中に感染者570万人へ
- カテゴリ:その他
- 2020/05/06 04:39:26
https://www.news24.jp/articles/2020/05/04/10637070.html
トランプが「武漢肺炎は武漢が起源」である証拠を提示する方針。
中国政府は武漢起源の主張はトランプが捏造したものであると反発。
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現在(5月6日)の世界の感染者数は360万人。
4月末では感染者330万人。
4月だけで240万人増加した事を思えば、そのままの増加率で行くと5月でも240万人増え、世界の感染者は570万人になる計算だ。
日本経済は緊急事態以降、衰退する一方で倒産が相次いでいるが政治家は
「家にいろ」と命じるだけで動きは見えない。
2月のダイヤモンド・プリンセス騒動の時、安倍総理は何をしていたのだろう。
3700人中706人に感染。4名死亡。
すでにこの時、船内でダクトを通じた空気感染が噂されていた。
結局、それは船内でのクラスター感染と判断される。
実はこの時、米空母や米国の刑務所でもクラスター感染が繰り返され軍人、囚人達に新型コロナウイルスは次々感染していたのだ。
それはともかく、日本に新型コロナウイルスが蔓延すれば手がつけられなくなる事は分かりきっていた。
ところが日本の空港では検疫を呼びかけるだけで、帰国者達は協力的ではなかった。
空港で帰国した日本人達は検疫も受けずに次々と自宅に帰り感染を広げていった。
安倍総理が空港に警察を配置するなどしなかった事が悔やまれる。
つまり日本の防疫体制は書類上だけの話だった訳だ。
そして伝染病は止めどなく広がり、緊急事態で外出自粛。
現在日本の感染者は15000人。
病院ではとっくに医療崩壊している、と悲鳴が上がった。
ここまで追い詰められて、ようやくアビガンの認可を早めようというのだから安倍総理は
2月のダイヤモンド・プリンセス騒動から何一つ学んでいなかった可能性が高い。
国会では「先手先手の防疫対策」と繰り返し答弁していた安倍総理。
一体、何に対して ”先手” を打っていたのか。
3000人にアビガンを投与した日本は未だに、この薬を一般の病院が使うことを認めていない。
3月の時点でロシアは平和だった。
中国と経済的繋がりが密接なロシアが3月時点で感染者をほとんど出していなかった事は奇跡という他ない。
「ロシアはどうやってウイルス蔓延を防いだのだ」
「何か凄い薬でも持っているのか」
ロシアのプーチンは「感染はコントロールされている」とノタマッた。
そうやって事態の推移を見つめながら用意周到にマスクや消毒液、防護服などを着々と中国から仕入れているのだろうと私は思った。
プーチンは安倍総理の様に油断したりしない政治家ではないか。
そうして4月になった。
日本政府は4月3日に外国人の入国拒否を打ち出したがプーチンも4月に入国拒否を打ち出し新型コロナウイルスの侵入を防いだ。
ところが、その前にロシアの金持ちが海外旅行から次々と帰国し、ロシアの空港は大変混雑していたようだ。
そしてロシアの4月はパンデミックになった。
4月上旬、急激に感染者数が増えた。
その後も感染者増加は加速。
一日7千人ペースで増加しだすとロシアの病院はあっという間にパンク。
元々、ロシアは中国同様に医療関係が脆弱だったのだ。
ロシアの病院からはマスク、消毒液、防護服、手袋等の医療物資が無いと悲鳴が上がったが、ロシア政府の動きは鈍く、それらが迅速に補給されたという報道はない。
3月までプーチンは何をやっていたのだろう。
まさか中国と貿易していたロシアに新型コロナウイルスが入り込んでいない、などと思いこんでいたのではあるまいな。
ロシアの病院も普段から備蓄などという発想がなかったのだろうか。
在庫が無くなってから騒いでいることを思えば備蓄するだけの金が無かったというのが実のところか。
こうして15万人の感染者を抱えたロシアは世界7位の感染大国となった。
プーチンの後手後手の対応にロシア国民は怒ったほうが良い。
日本がアビガンの認可をエッチラオッチラやっている間に世界は滅亡へと驀進中。
やはり安倍総理は手遅れになってから動き出すタイプの先手が打てない政治家だったのだろう。
4月3日に外国人の入国拒否をする程度の判断は鳩山や菅直人 程度でも出来た。
安倍総理は民主党政権当時の総理と、大差ない政治家だったような気がする。
プリンセスシリーズのクルーズ船は多数、就航中であり その全てで新型コロナウイルスが流行していた。
つまり伝染病患者を満載した船が日本に上陸目当てで寄港する可能性があった訳だ。
それを恐れたのかダイヤモンド・プリンセスの乗客は長い間、検疫を理由に下船できなかった。
その内、乗客は「早く降ろせ。こっちまで感染するだろう」と大騒ぎだ。
それでも下船させずに観察を続けた。
2月の頭に寄港したダイヤモンド・プリンセスは3月1日船長が下船する事でようやく全員、降りられた。
この後手後手の対応ぶりに日本は世界的な批判を浴びたが、同時に多くのクルーズ船は
「日本に行くと酷い目に遭うぞ」とばかりに一斉に進路を変更した事だろう。
そして世界各国はクルーズ船を渋々、受け入れていったのだった。
イタリアでは元々、中国人労働者が多数働いていた事もあり新型コロナウイルスが感染爆発した。
クルーズ船の下船と同時にPCR検査をしてみたら、無茶苦茶に感染拡大していた事は判明したのだから皮肉なものだ。