古山裕一の赤紙が取り消されることに
- カテゴリ:テレビ
- 2020/10/05 08:25:13
古山裕一に召集令状が来たというので緊迫する古山家。
日本軍は「兵隊は赤紙一枚で調達可能だから」と、次々と徴兵していった。
ライフルを製造しようと思えば材料が必要だが兵隊は紙で調達できるという訳だ。
軍人の命ほど安いものはない。
航空機設計技師が徴兵されて最前線に送られることになった。
彼は自分の運命を呪いつつ輸送船に乗り込んだことだろう。
その頃、設計技師をよく考えずに最前線送りにした事に気づいた日本軍は慌てて、その兵隊を本部に呼び寄せた。
「君は航空機の設計技師だそうだから、軍用機の設計にあたってくれたまえ」
ところが、呼び寄せた兵隊は同姓同名の別人だった。
設計技師はすでに輸送船で最前線送りになっていた。
そして米潜水艦の雷撃をくらい、輸送船は沈没。
当時、輸送船に駆逐艦の護衛を付けるなどという洒落た戦術を日本海軍は持っていなかった。
このため日本から多くの物資を満載した輸送船が米潜水艦の雷撃で次々と撃沈されていたのだ。
そして最前線では医療品、食料、武器弾薬、燃料が全て欠乏し、兵士たちは餓死するのを待つばかりだった。
憲法9条に疑問を持たない日本人が多すぎる
ところが傷痍軍人の漫画家は怪しいと公安に付け回され、散々な目にあったという。
水木しげるは戦場漫画を描いたが、これは結構 うけたらしい。
ところが妖怪漫画を描くと人気はサッパリ。
墓場 鬼太郎も絵が怖いからと不人気だった。
水木しげるの人気が出だしたのは読み切り漫画 テレビ君 以降で、墓場鬼太郎も正義のヒーロー ゲゲゲの鬼太郎として連載して、ようやく人気が出た。
墓場 鬼太郎の頃、鬼太郎は正義の妖怪ではなく、人間社会を住みにくい世の中だと愚痴を言いながら金を稼ぐ方法を探しているような暗い主人公だった。