Nicotto Town


ウイルス戦争 神は死んだ


酪農家が牛乳値上げを訴え

https://www.youtube.com/watch?v=8yby-RTsDrk

TPPは関税をかけずに貿易しましょう、という取り決めだが その中で最も取引したくないのが牛乳。
どこの国も牛乳が余って余って困っている。

そして日本でも無駄に酪農家が多いので必要ない牛乳が毎日生産され、食料品店で販売されている。
学校では生徒に強制的に牛乳を飲ませることで処理している。
元々、無駄に乳牛の飼育頭数が増えたのは高度成長期時代、食料自給率を上げようと画策した役人どもが「牛乳も消費量が増えるだろう」と無責任に予測したことが原因。
牛乳の生産量を増やすために助成金を出して国は酪農家の育成に取り組んだ、という。
ところが米や牛乳などの消費量は増えず、供給過剰に陥った。
余った米と牛乳は子供に食べさせろとばかりに給食に無理やり突っ込んだ。
そして減反である。
多くの水田が休耕地として放り出されたように思う。
酪農家にしても生産量を減らすなど対策をしていくべきだろう。
酪農家の数は1965年以降、急降下しているが乳牛の飼育頭数は1993年まで200万頭を維持。
現在、135万2,000頭を飼育。
人口が減少して牛乳の需要が減っているのだから、もっと乳牛の飼育頭数を減らすべきだろう。

それにしても昨今の円安は酷い。
飼料の多くは輸入に頼っているのでエサ代が高騰していると酪農家は悲鳴を上げている。
ところが牛乳は安いのだ。
そこで値上げしてくれ、という要求が乳業メーカーに殺到する。
牛乳を値上げするのは良いが、それを押し付けられた食料品店は「値上げしたから売れないから」となれば、仕入れを減らす訳だ。
そうなると乳業メーカーには酪農家から牛乳が届いても出荷する販売店がない、となる。
かくして大量の牛乳はタンク内で廃棄されるのを待つばかり。
それならばチーズやバターに加工すれば良いのだが、それだと売価が安くなるから嫌だという酪農家。
需要と供給のバランスが取れることは永遠にないだろう。




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