フェンシング女子銅メダル獲得
- カテゴリ:テレビ
- 2024/08/06 07:20:42
えっ、日本ってフェンシング強かったの?
https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/fencing/photonews/photonews_nsInc_202408030002364-4.html
フェンシングと言えばスタートレックに出ていたジョージ・タケイが演じるヒカル・スールー(ミスター加藤)だなぁ。
監督がジョージ・タケイに「君はフェンシングできるかね」とたずねた。
来週の収録でフェンシングのシーンがあると聞き「僕の趣味はフェンシングですよ」と大嘘を言うジョージ・タケイ。
当時、ジョージ・タケイは売出し中の役者だったので出番を増やして他の映画作品に出たいという思いがあった。
いい加減な嘘を言いながら慌ててフェンシング教室に入会するジョージ・タケイ。
「一週間でフェンシングの基本を教えてくれ」
頼まれた方は迷惑だったかも知れないがジョージ・タケイも必死なのだ。
スタートレックでは錯乱状態のヒカル・スールー(ミスター加藤)が上半身裸で俺はダルタニアンだ、と言いながらフェンシングを振り回す。
そのまま艦橋に殴り込み。
スポックがヒカル・スールー(ミスター加藤)を気絶させると「ダルタニアンを医務室に連れて行け」と指示する。
ウイルス感染でエンタープライズ号の乗員は錯乱状態にあった。
ドクターマッコイがヒカル・スールー(ミスター加藤)に注射すると立ちどころに治る。
スタートレックでは話のテンポを良くするために病気になっても注射ですぐ治るシーンが多い。
ヒカル・スールー(ミスター加藤)「僕はもう大丈夫です。艦橋の職務に復帰させてください。」
ジョージ・タケイは出番を増やせたと一安心。
実際、彼はベトナム戦争映画で兵士役として出演していた。
効果音を付けていたスタッフはジョージ・タケイに、あまり余計なスイッチに触るなと注文していた。
というのも、やたらとジョージ・タケイがスイッチを押すので、その度に効果音を付ける作業が増えるのだ。
彼は彼なりに目立とう、目立とうとしていたのだろう。
ジョージ・タケイが居ない間にウォルター・ケーニッヒが演じるパヴェル・チェコフが操縦席に座っていた。
自分の席に他の役者が座っている。
ジョージ・タケイは居場所を取られるのではないかと恐れたという。
パヴェル・チェコフはビートルズをイメージした髪型で操縦席に座っているかと思ったら、地上の探索任務にも着いてきて危なっかしい隊員という感じだった。
ともかくジョージ・タケイはスタートレックの操縦士として有名になった訳だが、米国ではドラマ スタートレックを狂ったように再放送を繰り返した。
このためスタートレックに出ていた俳優のイメージが固定化され、他の映画作品では使いにくいと言われるようになった。
ジョージ・タケイとしては何かのドラマ、映画に出たい、出たい と思っていても監督としては「スタートレックの役者を使ったら作品の雰囲気がぶち壊しだ」とばかりに、なかなか出演させてもらえない。
無名の役者ではどうにもならないが、特定の作品のイメージが強い俳優でも苦労するのだなぁ。