漫画 リングにかけろ の間違った漫画表現
- カテゴリ:マンガ
- 2024/11/08 09:04:39
https://pbs.twimg.com/media/CyEaI44UAAUDFQ_.jpg:large
ボクシングでは左ジャブが多用され右ストレートを出すことは少ないという。
このため 幻の右ストレート という技名が伝説として語り継がれる。
それはともかく、漫画でも幻の右を再現するために 漫画家がパンチの瞬間を描かない、という描写が多発した。
リングの上の選手2名のコマの後に バキ! という擬音のコマ、そして相手選手が倒れるコマ。
これを見た漫画家の卵は「パンチが当たっているシーンは描かない方が良いのかな」と決まって「バキッ!」という擬音のコマだけで誤魔化す漫画を漫画雑誌編集部に持ち込むのだった。
それでは読者は何があったのか分からんまま、勝負がついたとして ??? という感じになるだろう。
パンチが当たった瞬間はちゃんと描きなさい と漫画雑誌の編集は言う。
とは言え今や漫画雑誌も不況なのだ。
若者の需要はすっかり スマホ に奪われ漫画雑誌は売れないのだから どうしようもない。
漫画家もアシスタントを使って漫画を描いているので大赤字。
コミック本が売れるまで収入ゼロで働いていたという話は枚挙にいとまがない。
コミック本にしても今や電子書籍だという。
そうなると本屋は軒並み倒産。
何でもアマゾンのkindle fireで読めますよ、という訳だ。