Nicotto Town


ウイルス戦争 神は死んだ


サンシャイン 2057

http://tocana.jp/2017/03/post_12739_entry.html
太陽の活動低下で黒点が15日間、観測できなかったとの報道。
地球は大昔からミニ氷河期を繰り返し迎えていたが、そのミニ氷河期の原因は諸説ある。
その中の一つが太陽活動の低下なのだが、そうだとすると黒点を観測できない期間が多発=太陽活動が
低下しているのだから近い将来、ミニ氷河期が到来する可能性もある。
とは言え、それは数千年後にならないと顕在化しないのかもしれない。


https://www.youtube.com/watch?v=q_b6C0PHXkQ

SFサイコホラーB級特撮映画 サンシャイン 2057

太陽活動の低下が深刻化した地球は氷河期に突入しようとしていた。
助かる方法は太陽に巨大核爆弾を投下して活性化させる事だけ。
ここで疑問なのは、太陽は巨大な重力を持っているのだから、遠距離から巨大核爆弾を太陽に発射すれば、表面で爆発するのではないか、という事。
いや、それよりも太陽表面温度6000℃だから核爆弾も瞬時に溶解するのでは?
太陽中心部で核融合が起こり、そのエネルギーが表面まで到達するのに約100万年(最近の研究では17万年)かかっている。
太陽内部の滞留の関係で表面に出て来るまで相当な時間がかかっているわけだけど、太陽表面で核爆発を起こせば太陽活動が活性化するという理屈が、とにかく荒唐無稽だ。
これが太陽中心部で核爆発を起こすのならば少しは説得力がある。
ところが太陽は核融合でエネルギーを発している。
核爆発ごときで太陽が活性化するだろうか?
主人公たちが乗っている宇宙船にしても、太陽表面到達後にスポーンと脱出する予定だったが、それも不可能。
太陽の巨大重力に捕まっているから、表面まで落ちるだけならともかく スポーン と離脱できる訳がない。
仮にロケットが凄まじい加速と噴射を行ったとしても、その衝撃で人間などペッチャンコである。
ともかく映画のラストシーンでは、核爆弾が太陽表面で爆発し太陽が活性化して地球に温かい光が届くようになるのだ。
しかし主人公に、巨大な炎が迫る!
スンデのところで、その炎は主人公の前で停止する。
死ぬと思った主人公は、不思議に思いながら手を伸ばし炎の暖かさを感じ取るのだった。

「えっ!?主人公 死なないの?」
宇宙船は太陽に突っ込んだのに主人公は数秒の間、何者かの意志で生かされていたらしい。
この最後の描写は謎だが、人類の未来のために必死に太陽活性化計画を達成した主人公を神の意志が生かしていた、
のだろうと視聴者に想像させて映画は終わる。
主人公が火達磨になって死んだら後味が悪いから、こういう終わり方になったのだろう。

それにしてもサンシャイン 2057はいい加減な映画だ。
船内で大規模な火災が起こった時
「助かるにはコレしか方法がない」と言いながら
火災現場に大量の酸素を投入するシーンがある。
すると火災は酸素と激しく反応し、凄まじい大火災へと発展する。
「えっ?火を消すんじゃなくて酸素で、早いこと燃やしたほうが良い?」
宇宙船だから空気を抜けば、真空になって火事は消えるのに、なぜか酸素を投入するのだから支離滅裂。

この時の酸素の無駄遣いが後に響いたのか、太陽到着までに酸素が足りないことが判明する。
船内に、密航者が一人入り込んでいたため酸素消費量が大きくなっていたのだ。
「誰が船内に隠れているんだ」と、ここから急にサイコホラーっぽくなる。
7年前に発進した1号宇宙船の船長が発狂して、主人公がいる2号宇宙船に乗り込んでいたというオチ。
B級SF映画にはこういうサイコホラーな話が多いので、私などはウンザリする。

アバター
2017/03/29 17:44
スターウォーズでも合成を安く上げるために苦労していたのですから
少ない予算の節約という意味ではCGは効果的です。
アバター
2017/03/29 13:26
B級SFはCGに頼り過ぎる所有りますね妖刀さんはCG映画は肯定しますか?あたしは内容によりけりですね。
アバター
2017/03/29 13:06
そこがB級映画たるゆえんってことねー。
最後まで見ちゃってから あぁB級だったとわかったときは
がっくりくるわねw



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