ふさふさイヌガミさまに花束を
- カテゴリ:30代以上
- 2010/08/21 20:30:44
今朝からどうも肩が重たい
朝めざめて着替えてからというものずーっと重たい
あと背中が妙にうすら熱い
寒さに似た熱さといえばよいだろうか
あとおしりが妙にこそばゆい
撫でられる気配がして 振り返っても誰もいない
先ほど花束をゴーセイした
告白でもするのかと揶揄されたが
なあに 男はこれくらいの年齢(とし)になると
不思議に花束が似合ってくるというものだ
けれどもゴーセイした花束を持ったとたん
肩の重みが増してきた
気のせいだと思うけど
この地方に伝わる狗神伝説と関係があるのだろうか
対岸の二湖島に咲く薔薇には神力があり
つよきものを抑え 平定し
よわきものを慰め 導き
理あるものをみとめて 称え
滅びゆくものをその香りが続くかぎり見守るという
その薔薇の力に嫉妬して
狗神は蒼いほのおを放つという
だが私がこの花束を持っているかぎり
狗神は手が出せない
そのために私はこれをゴーセイしたのだ
けしてフリマでひと儲けしようとは思っていないのだ
妙に空気が生臭い
さっき食べたしめ鯖のせいだろうか
まもなく時間だ
花束が私を守ってくれている
困難な使命だが大丈夫のはずだ
肩の重みがさらに強くなった
闇を照らすキャンドルの炎がゆらめいた
そうして煎兵衛は今日もコイン3倍イベントで賑わうゲーム広場に向かったのだった
カラカサさんの舌が動いたら天下無双の人気になるでしょう。
今でも完全に目玉を喰ってます。
>まゆねこさん
いったい何をおっしゃってるんですか。
見ていいわけありません。
いちばん困ってるのは私です。
>ちょこっと。さん
ひちことコメント返しありがとうございます。
>桜花さん
はい、いつも素敵です。
文末のwはなんでしょうか。
ゲームの成績?
最近物忘れがひどくて覚えていません。
わたしは誰でしょう。
>おのさん
いえ、ずーっとかっこいいですよ。
「けしてフリマで」の辺りからは
いよいよ確信に迫っていく筆者の切ない心理が描かれています。
そして「しめ鯖」で一気に恐怖が花開くのです。
ね? かっこいいでショ。
「けしてフリマで」の辺りから少しおかしくなってきましたがw
今日のお姿も素敵ですねw
ところで、ゲームの成績はどうだったんですか?
見ていいのか見てはいけないのか
困ってしまうお姿ですね。
唐傘の舌もペロペロ動かないかなぁーーー