Nicotto Town


ガラクタ煎兵衛かく語りき


黒いアリス

トム・デミジョン作、「黒いアリス」角川文庫、1976年発行。
初刷以来、再刷はなされず、ここ30年間は古書界で数千円の取り扱いだ。
本来の定価は340円。税込でも340円。消費税のなかった時代だ。

ちなみに今アマゾンで検索したら、4000円から14191円(状態はすべて可のみ)を
支払えば入手可能である。


白人の少女にメラニン色素の注射を施し、黒人との見分けを困難にさせ、
彼女自身の誘拐事件からの逃亡を排除する。


怖ろしい。バックのKKKも怖ろしい。義父も怖ろしい。
でも何より怖ろしいのは、半世紀以上経っても何も変わらないアメリカが怖ろしい。


もちろんそれより怖ろしいのは日本かもしれないが。


いや、さらに怖ろしいのは、その(なんとも高価な)本を所有していることを
さりげなく仄めかしている箭兵衛かもしれないのだ。
黒い箭兵衛

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2020/06/04 18:52
なぜ皮膚の色でそんなに差別してしまうのか、、わからない、、わてくしには、、w

いっその事全部混ざって仕舞えばいいのに、、




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