Nicotto Town


ガラクタ煎兵衛かく語りき


本A「こっちこいよ」 本B「いいのかい?」

 毎朝チェックのブックマーク群。その中のひとつ、4月10日付けのまんが専門NET古書店「キララ文庫」HP冒頭にこんな記事が載った。

 「本が本を呼ぶ」。

 店主橋本さんは私より数年歳上で熊本にお店を構え、大学で漫画関係の講義をしたり、小学館の好評漫画「金魚屋古書店」の単行本のコラムを書いたり、デパートで古書展を開催したりと大忙しの人だ。もちろん面識はないが、私が客の立場で一度メールを取り交わしたことがあった。その時は結局在庫無しで終わったが。

 それで、記事の内容だ。

 要するに、店主の古書店に最近相次いで意外な本が集まってきたということだ。
○ 少年マガジン15年間分(70年代~80年代)。
○ お宝文庫本。
○ マンガ図書館を開こうとしてた人の蔵書全部。
○ 藤子不二雄の大量本。
 「ここまで本の持込が続くと、なにやら本が本を呼んでいるような気にさせられる」  「というわけでこの10日の間は、皆さんのキララに対する愛情が一気に爆発したような日々だった。キララがこうして多くの人に支えられてここまできたことを改めて思い知らされました」



 それらの本が集まってきたのはひとえに店主の人柄と実践してきた努力の結実だと思う。そして最後にこう結ぶ。「これはもう何とかまんがアーカイブスを実現するしかないねぇ」

 アーカイブについては既に各地で様々な形で実現しつつある。しかし完全なものは極めて難しい。また、たとえば開始するのが20年30年遅くなるだけで大量の作品が資料として失われてしまう。頑張っていただきたい。


 ひるがえって自分の本たち。較ぶべくもない規模だが、それでも彼らは互いに表題の如き呼応を今でも続けているようだ。

 大変だ。

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2010/04/13 15:20
ひふーむさん、コメントありがとうございます。

本読み人の共通の悩みですね。
でも、心の奥底で、悩んでるどころか、
喜んでるはずです。
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2010/04/13 00:06
本当に本達の増殖する勢いって凄いです。。。

数ヶ月前、引越し時に苦労したので、
再度引越しの可能性のある新居では、近所に優れた図書館もあるので割と買わずに済ませていますが、やはり増えてしまうのです・・・^^;;;




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