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ガラクタ煎兵衛かく語りき


忘れることのできない名曲 ② とみたゆう子

 素晴らしい曲を遺しながらも、今は表舞台を退いている。でも時折どうしようもなく聴き たくなる。そんなJ-POPの女性アーティストを中心に、「忘れることのできない名曲」として10回連続でピックアップしていきたいと思います。あなたの お気に入りが見つかれば幸いです。


第二回 とみたゆう子 「」、「ストローリング・ナイト」、「Bobby

 今なおネット上に根強い人気を博し続けているとみたゆう子。現在二度目の休業中にもかかわらず、旧譜の再発やボックス化の要望に留まらず、新譜ま でも待ち続けているファンは多いのです。もちろん私もその一人であるわけなのだけど、そうしているうちに日々はどんどん流れてきました。正直彼女も過去の 人になりつつあることをそろそろ認めなければいけないのでしょう。
 

 しかし当たり前のことですが手許に音源がある限り、いつでも彼女の声が聴けるのはありがたいことです。1987年頃に何故か急に思い立ち彼女のCDを買っていった結果、今私のCD棚には宝物のように並べられています(←自慢しちゃいました)。
 

 1981年のデビューアルバム「COLOURS」から2曲、そして2枚目のアルバムが出るまでに発売されたシングル曲の「Bobby」を忘れることのできない名曲として紹介しましょう。
 

 古い記憶を辿れば、彼女の曲を初めて聴いたのは”コッキーポップ”というラジオ番組だったと思うのだけれど自信はありません。でも曲のほうは確かです。「」 でした。冒頭のピアノと間奏のギター、そして何よりも曲の素晴らしさと可愛らしい声。今だったらバラードとして認識される曲調も、当時はその一生懸命な唱 い方から何か特別な聖なる歌に近いようなイメージで聴いていたのを思い出します。それにしてもあのギターはいいですね。
 

 CDだとそれに続いて流れてくる「ストローリング・ナイト」。こちらはエコーやディレイを駆使したコーラスで幻想的に始まります。そして悲しい歌のはずなのに元気一杯で歌い上げられてしまうと、中和されて残ったものは”美しさのようなもの”の余韻だけです。
 

 そしてアメリカンポップスの良質な部分から編みあげられた「Bobby」は見事な完成品です。町支寛二のコーラスも効いています。なおこの曲はシングルコレクションの方に入っています。
 

 蛇足ですが、このタイトルのスペリングも気に入っています。

とみたゆう子  「COLOURS」収録

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2010/08/01 11:01
>morichanさん
おお、ご存知でしたか。
とみたさんのCD類は100%市場に出回っていませんので
残念ながらレンタルも存在しないと思います。
youtubeに若干の動画がありますのでお確かめになってくださいね。

>ちょこっと。さん
そう! さわやかで、甘いんです。
初期のキャッチフレーズはたしか
「とびっきりのミルキーボイス」でしたよ。
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2010/08/01 04:51
あは~知らなかった
歌声はさわやかな中に甘い感じするね
うん やみつきになるかも・・・
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2010/07/31 13:12
懐かしいですね。

日常の暮らしに流されて、忘れている音楽も多いこの頃ですが、
久しぶりにレンタルしてみようと思いました。




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