Nicotto Town


ガラクタ煎兵衛かく語りき


言葉と文章の覚書

朝目が覚める

オートマチックに言葉と文章は動き出し
多少の齟齬はやがて溶解する

札幌市地下鉄東西線円山公園駅
近くにある動物園の愛らしいアイドルたちのアイコンは通路パネルに散らばっている
仕事を終えて帰路に着く際そのパネルを踏むか避けるかはときたま逡巡した


でもそんな時も私の脳内では文章が渦巻いていた
歩きながら私は文章を紡ぐ
今日有ったこと明日あるだろうこと時には宇宙系外の事象を勝手に文章化していた

脚の速い私はコンコースを抜けエレベーターに着く
上がればターミナルの様々なバスコースが私を最速の帰宅成就させすべく
様々な時間表と最適な乗り場を提示してくれる

列に並ぶ
その時に適当な本を携帯していなかったら
再び私は脳内で文章化を再開する
だが当時の鞄には瀬名秀明やディックやゴーメンガーストが詰まっていた
他人の文章は宝だった


さてここで近日中の日記執筆予定を羅列する

☆才能あふれた作曲家が何故自死を選んだのか
☆REBEKKAの土橋安騎雄は何故キーボードで怒りを表現していたのか
☆達郎の「スプリンクラー」のあの音は大正琴だった
☆「まりやと明菜」の”駅”論争で見えた達郎の器の小ささ


☆最後にもう一度「赤い鳥」を再び取り上げたい


どうだ
まったく現在の時世にそぐわないだろう
それを書ける人が減っているからなのね



自死された一人は井上大ちゃん
もうひとりは加藤和彦さん



言える時に言っておく
言えなくなったらエクモのお世話になるしかない



今でも宇宙の片隅で強力な波動が起きているに違いないだろう
それを感知できるのは何億年後?
それとも明日?

生命は生じ生命は耐え生命は消え
すれ違うのは難しかく砂漠の中の色褪せたビーズ玉は出番がくるのだろうか



ひとつだけ言いたいことがあります
宇宙は広大な空間(いや 空間でもないかもしれない)
そこにはかって私だった原子ややがてあなたになる原子が揺蕩い
実はエネルギーは無限大です


さてどうなりましょう
再び宇宙は発生するでしょう
その時にあなたのこじゃれた超ファッションが運よく宇宙を伝播するとか
かって白鳥座があった新スペースに偶然地球とよく似た惑星がカンブリア紀を迎えるとか
ブラックホールはしばらくは息を潜めているとか


そしてそんな中で我等が更なるパワーアップを目指している箭兵衛は
ずんだ餅との永劫の別れをきめ、すべての煩悩を消し去りつつ
新たなる任地への準備を進めていた

「今度ノーチャンスの女神に逢ったら聴いてあげるんだ」
箭兵衛はトレーナーの言いつけを忠実に守り汗を流し張り切っていた
「あなたの好きだった曲とか本とか男の好みとか」
箭兵衛は実はフェミニストだったのだ

「だって貴方の眼とても奇麗だんだんもの」

アバター
2020/08/01 13:57
いじわる
アバター
2020/07/29 21:23
だんだんもの、、、、w




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