Nicotto Town


ガラクタ煎兵衛かく語りき


良い眼鏡 買ったった~③




予想通り 私の眼はビミョーに変化していた
予想外だったのは 視力が向上していたことだ
驚く私に彼女はこう説明してくれた
「時間が経てば(歳をとれば)よくあることです」


まあ良くなったといっても
通常の矯正視力が 今まで 0.7 だったのが 0.8 になるくらいなもんで
裸眼ベースでは微々たる変化なのだろう

もともと裸眼では20歳前から 0.01 くらいだった
要するに 例の視力検査表 一番上も判別できないレベル
それを眼鏡やレンズなどで矯正すると普通の生活ができる


ちょっと話は逸れる
マダガスカルの姉は いつ頃からか いわゆる弱視と診断された
といっても まったく見えないという訳ではない
要するに矯正がそれほど効果的に働かないので
たとえば私みたいに眼鏡の度数を変えて もっとよく見ようと思っても
なかなか そう上手くはいかないらしい
あ でもこれはだいぶ前の話 今はレンズでなんとかなってるみたい

弱視って書いたけど 私の取り違いでそうじゃなかったかもしれない
別に障碍者でもないし 普通にマダガスカルをはじめ 世界中を旅行してるし



でもあれは 16~17 年前だったかなあ
札幌から定山渓の”花もみじ”というホテルに送迎バスで向かっていた時
一行は母を筆頭に3人の姉とそれぞれの連れ合い そして自分

私は車窓から そうだなあ バス横の 300m くらいの遠景に興味深いものを見つけ
たまたま隣に座っていたマダ姉に無邪気に報告した
「ねえ ねえ あれ見て 面白そうだね!」

彼女は目をしばたたいて 視線を向けて そして申し訳なさそうに言った
「ゴメンw よく見えないw」



ドヨ~~ン
【そうだった 前にも聞いていた 自分の身になって考えていなかった】
それでひとつ階段を登れたのかもしれない
(ねw 自己肯定感満々の表現でしょw)ワレナガラアキレルワ


思慮のない弟を 今でも心配してくれる姉とは数時間前に電話で話したばかりだ
互いの近況と他の二人の姉の動向  4人は互いの情報を共有し合ってる
最近は専ら病院関係の話題が多いがw


富士メガネでの話はまだ続く


まだ続くんかい





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