校庭に揺れた竜胆 白いカセットハーフ
転校
青春の欠片は未だに胸の端に残っている
ひとまず
水星 (アダム編)
人の声が空(くう)を飛んだ人の声が宙(おおぞら)を飛んだひゅーん ひゅーん届くギリギリの距離までその波動は放たれ続けた
意思の声は太陽系を超えることを想定していたがどこまで届くかは音声源のエナジー量にかかっていた幸い当時の...
ある夫婦に一人の子供がめでたく誕生しました。男の子だったので二人はその赤子に公平と命名しました。
翌々年、その夫婦に二人目の男の子が誕生しました。二人は新しい赤子に不公平と命名しました。
そんな二人の兄弟が手を取り合って日本(地球)を救う話を書きたいのは本心なのです。
物語の一番最後で、次男に...
目が覚めるそれから目を閉じるまでの時間を彷徨う
何をやってもいい 窓からの景色を確認するのが一番かも音を(抑えめに)流すのもいい昨晩の文庫本の続き箇所を確認するのもいい(寝落ちしてないよね)
それでも些事はこなさねばならない体内のブドウ糖量を意識しソーシャルなシステム上のフローにチェックを入れる延...
人は人に魅かれる結局はそういうことだと思うの
学問は冒険の類い興味はただの一瞬かひと時に終わり傾倒はマイクロ秒の貰い火で崇拝は錯覚という慣習の名を借りた落とし子
殆どの生物界での生き死には日常茶飯事大半の種でその半数が日毎に入れ替わっている神という概念を得た種は幸いだねDNAは素敵な道具だけどそ...