『雲の墓標』を読み返して
- カテゴリ：日記
- 2017/05/04 22:16:00
３０年以上ぶりに、阿川弘之『雲の墓標』を読み返しました。
太平洋戦争終盤、学業を投げ打って、学徒出陣によって戦争にかりだされる人達の青春小説です。
若い方は「阿川弘之」って、誰？とお思いでしょ？阿川佐和子さんお父さんです。
茶目っ気たっぷりな所と、頑固な所は、お父さんそっくりですね。あ！閑話休題。
平和な日本、勉強できる事は、幸せなんだな、つくづく感じます。
『雲こそ吾が墓標』
われ この日
真南風吹く
この岬山に上り来れり
あはれ はや
かへることなき
汝の墓に 額づくべく
海よ
海原よ
汝の墓よ
ああ湧き立ち破れる青雲の下
われに向ひてうねり来る蒼茫たる潮流よ
かの日
汝を呑みし修羅の時よ
いま寂かなる平安の裡
汝をいだく千重の浪々
きらめく雲のいしぶみよ
嗚呼 そのいしぶみ
そのいしぶみによみがへる
かなしき日々はへなりたる哉
その日々の盃あげて語りたる
よきこと また崇きこと
真南風吹き
海より吹き
わがたつ下に草はみだれ
その草の上に心みだれ
すベもなく 汝が名は呼びつ 海に向かいて
・・・。＞＜ 号泣モノです。彼らの様な学生を二度と出してはイケナイ！
※ 削除される覚悟の上で、（二重の意味で）投稿しました。
マスターキートン ＴＶシリーズ第６話の『屋根の下の巴里』も、いい話です。
戦争を起こさない、起こさせない為に、勉強しましょう！('ω')ノ
その立場から書いてみます。
「特別攻撃隊」には クリスチャンホームに生まれ
聖書を愛機に持ち込み飛び立った方がいました。
また 青山学院・同志社・関西学院出身の方々もいました。
飛び立った特攻機を迎え撃つ 米軍兵の９割以上はクリスチャンでした。
（米軍には従軍牧師＝中尉などの階級をもつ牧師です）もいましたし）
聖書を学び 主の教えを学んでいた者同士が戦い傷つけあいました。
二度とこのような愚かなことがないことを願いつつ
救い主 イエス・キリストのお名前を通して祈ります。アーメン。
ＥＴＡは組織の弱体化が原因です。所謂内部崩壊ですね。
一組織の盛衰と国家のそれを同じ視線で検証しては齟齬が生じます。
ヨーロッパの戦争忌避の思想と日本に於ける、戦争忌避のスタンスの違いがあるのは、
知識としては、知っていました。かつて、スイスで、永世中立権を得る為に、イデオロギーの違いから、
それまで親しくしていた隣人を、鏖にした事を・・・。＞＜ 日本のは、ただ死にたくないって一心・・・。
でも、日本人は、寛容な心があるのだと、思います。神教（土着宗教）があるにもかかわらず、異国の宗教の仏教を
割合とすんなりと、受け入れました。それにとどまらず、神教と仏教の融合まで・・・。 例外は、
戦国時代最初期～中期の一向宗の一揆の人々と、
戦国時代最末期って言うか、江戸時代最初期、長崎に於いてのキリスト教の棄教弾圧に、抵抗した人々を、除いて。
けど、私は、その寛容さを捨てても、戦争容認の憲法改憲は認めたくは、ないのです。
アヴィさん！重ねてのご意見ありがとうございます。<m(__)m>
ヨーロッパで、民族独立の機運が高まっているのに、超過激集団・バスク祖国と自由（ＥＴＡ）が武装解除を発表したのは、なぜなんでしょうね？
英国国歌と仏国国歌を聴いてみましょう。ヨーロッパ人のベースにある戦争の
忌避感と、日本で語られるそれにはどこか大きな乖離があるように思われて
仕方ありません。思春期までヨーロッパで過ごした私には両方の観念が備わっ
ていますのでそう思えるのでしょうか？
両国歌は、他国と他民族の排斥を堂々と謳い上げています。
英国のEU離脱で露わになったスコットランドの独立運動も、彼らにしてみれ
ば自国の実効支配を終焉させようとする動きに他なりません。
物語の中で語られるユーリ先生のイデオロギーは、必ず日本人の心に映る
それとは違う様に思います。ちなみに私は独と日本の二重国籍です。
日本が戦争に巻き込まれることは ちゅうごく ろしあ かんこくは望んでます
北朝鮮に挑発させていると思います
もし 手出しすれば 一揆に日本を攻め入り 国は実効支配したとかかげられれば終わり
日本人は犯罪人種として奴隷化させられます それが 近隣諸国の目的 怖いですよね
一般の自分たちは失うものしかなく
後に続くのは悲しさと貧しさ 相手の憎しみが強くなるだけしかないです
戦争は絶対によくない 国際紛争でのｐkoの参加すべきじゃないよね
本当です(○ゝω・)b⌒☆NE!
戦争は・・いけません・・。
どんなことがあっても・・2度としてはいけない・・。